社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
住所福岡市東区和白丘2-2-75 092-608-0001
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関節症センター

当センターは、関節リウマチ、股関節、膝関節外科を中心とした関節症の治療を行っています。
手術の回避・延期を目指した患者立脚型医療としての膝・股関節の新しいリハビリ治療を行っています。変形性膝・股関節症の治療方針新着情報をご覧ください。

イメージ:林 和生
関節症センター長
林 和生
九州大学卒
資格:
医学博士、日本整形外科学会専門医、日本リウマチ学会リウマチ専門医、日本リウマチ学会指導医
所属学会:
日本整形外科学会、日本リウマチ学会、日本股関節学会、西日本整形・災害外科学会
コメント:
膝・股関節外科においては数年前新しいリハビリを導入して以来、“本当に必要な手術かどうかを適切に判断し、可能な場合は手術の回避・延期に務める”医療を行っています。
主な研究論文
林センター長が開発した骨と結合するセラミックであるハイドロキシアパタイトをコーティングした人工股関節置換術はすでに臨床応用されていますが、長期成績において従来のセメント非使用(セメントレス)人工股関節より優れた成績を納め現在世界的に普及しています。人工関節では、常に世界のトップレベルの研究・開発を行っています(1994年人工股関節の新しいデザインで米国特許取得)
関節リウマチについては、地域の先生との連携医療を基盤に生物学的製剤その他新しいリウマチ薬による治療も行っています。

関節症センター患者様へお知らせ

1.平成24年7月1日より新規患者受付日を月曜日・水曜日の午後に限定し、完全予約としています。
  各日3名様を受付けいたします。
2.再来患者様も完全予約としまして、予約外の患者様には一旦整形外科を受診して頂き、後日の関節症
  センター外来を予約して頂くことになります。
3.予約の患者様へ後日予約日の変更や時間の変更をお願いする場合がございます。

診察体制:完全予約制

 
午前 林 和生
(完全予約制・再診のみ)
  林 和生
(完全予約制・再診のみ)
林 和生
(完全予約制・再診のみ)
林 和生
(完全予約制・再診のみ)
林 和生
(完全予約制・再診のみ)
午後 林 和生
(完全予約制・新患のみ)
  林 和生
(完全予約制・新患のみ)
  林 和生
(完全予約制・再診のみ)
 

関節症センター外来予約は整形外科受付にて行います。

<変形性膝・股関節症の治療方針>

 下記方針で治療を行った「PSTRエクササイズ(ゆうきプログラム)」の臨床成績をOARSI(世界変形性関節症会議)2015(2015.4.30〜5.3、於:米国、シアトル)で発表しました。詳細は、「新着情報」をご覧ください。
※PSTR エクササイズ:(Pericapsular Soft Tissue and Realignment:関節周囲軟部組織および再配列)エクササイズ。

1.初期の場合

新しいリハビリである「PSTRエクササイズ」により症状を改善させ手術を回避します。

2.疼痛の強い場合や他の病院で手術を勧められた後初診された場合

「PSTRエクササイズ」を行うことで本当に必要な手術かどうかを適切に判断し、可能なら「PSTRエクササイズ」を継続して手術の回避・延期に努めます。

手術と言われレントゲンで関節裂隙(関節の隙間;軟骨部分)がなくなっていてもPSTRエクササイズ(自宅でのホームエクササイズ)で下記の症状を自分で改善させることができます。

【股関節痛がある方】
① 立ち上がりで痛む。
② 歩き出しの一歩が痛む。
③ 股関節周囲が重だるくなる。
 (特に太ももの前面)
④ 膝が上がりにくく、階段が上りにくい。
⑤ 上向きで寝て両膝を抱え込んだ時、膝頭が胸につかない。
⑥ 足を横に広げにくい。
【膝痛がある方】
① 立ち上がりで痛む。
② 歩き出しの一歩が痛む。
③ 膝の内・外側に痛みがある。
④ 階段の上り降りの時に痛む。
⑤ 膝が曲がらなくなってきた。
  完全に伸びなくなってきた。
⑥ 片足立ちができない。
【股関節痛がある方】
H28/8月より初診時に関節可動域・股関節痛をその日に著明改善させる即効性のあるペア体操(関節腔拡大法)を始めました。一人では難しい方もおられましたので、自宅で一人でできる補助器を開発しましたので3/25(土)の健康教室で紹介します。
補助器の使用例

3.「PSTRエクササイズ」でも改善しない真の難治例

手術を行う場合でも術前・術後に「PSTRエクササイズ」により腰椎・骨盤・股関節・膝関節・足関節(アキレス腱短縮)のアラインメント不良・関節可動域制限の調整を行うことでよりよい予後(術後の早期の社会復帰・早期の杖なし歩行)を追求します。

4.リハビリの継続について

当病院リハビリ科で指導を受けた後、「膝痛・股関節痛を自分で治す」ことを目標に自宅でのホームエクササイズで治療を継続することができます。

5.術後の深部静脈血栓症・肺塞栓に対する対策

当院ハートセンターと連携して常時24時間体制で対応しています。現在までに問題になった例は経験していません。

★「PSTR(ゆうきプログラム)エクササイズ」は、ゆうき指圧整体院大谷内輝夫院長により開発されたホームエクササイズです。

★ 詳細は、「新着情報」の週刊朝日ムック「首、腰、膝のいい病院2015」に「トップインタビューとして紹介」と「健康教室体験談報告」をご覧ください。

★ 術後対策については、「下肢静脈血栓症・肺塞栓の予防対策」を参照してください。

「PSTRエクサイズ」の特徴:
「レントゲンで神経の存在しない軟骨がすり減るか消失すると骨がぶつかって痛みがでてきて手術しかありません!」と言われた患者さんへの対応:


 変形性股関節症3000例・変形性膝関節症2000例以上の「PSTRエクサイズ」の治療成績からレントゲンで軟骨がなくなった例での痛みに2種類あることが考察されました。一つは、関節面からの痛みで治療法は主に手術(人工関節置換術)になります。しかし、多くの例では関節面からの痛みではなく骨盤の捻れからくる下肢のみかけ上の脚長差に基づく関節面外の痛み(主に関節包周囲靭帯の捻れからくる痛みです。)です。「PSTRエクサイズ」は後者の適応です。下記に「PSTRエクサイズ」による治療効果がより高い「若年者への骨切り術適応例」への治療についても詳述しています。

当科の股関節治療システムについて:患者様へ医療従事者の方へ
当科の膝治療システムについて:患者様へ医療従事者の方へ

予約および予約変更 TEL:092-608-0016

電話予約受付時間は、平日(月~土)13:00~16:00となります。
※日曜日・祝日は受付しておりません。

診療内容

(1)股関節外科
1:変形性股関節症・臼蓋形成不全
関節温存手術を第一選択として人工関節手術は、最終手段としています。若年者では、寛骨臼回転骨切り術を行なっています。
“変形性股関節症:より快適に、QOL向上を目指して”、平成18年6月週間朝日掲載
2:大腿骨頭壊死
回転骨切り術(前方・後方)を行なっています。

■人工股関節の術後脱臼
手術法(手術アプローチ)の改良により術後脱臼が激減しました。
人工股関節の術後脱臼

■人工股関節手術後の指導
人工股関節手術後の日常生活についての指導は、病棟・リハビリ部屋で丁寧に指導しています。


“人工股関節術後の生活指導 前側方アプローチを受けた方
“人工股関節術後の生活指導 後方アプローチを受けた方
(2)膝関節外科
1:変形性膝関節症
高齢者に人工関節置換術若年者に高位脛骨骨切り術を行なっています。その他、関節鏡手術を行なっています。
2:両側同時人工膝関節置換術
両膝痛のために歩行困難な患者さんには両側同時の人工膝関節置換術を行なっています。1回の手術で両膝を手術しリハビリの進行・入院期間は片側の手術と同じです。特に高齢者の両膝痛の患者さんにお勧めします。
(3)関節リウマチ
上肢・下肢の関節手術全般を行なっています。また、従来の抗リウマチ薬で寛解しない患者さんには生物学的製剤による治療も行なっています。
臨床治験も含む。治るようになった”リウマチ”治療について

新着情報

■術後早期の杖なし歩行を可能にする「PSTRエクササイズ」
股関節・膝関節手術後に早期の杖なし歩行ができるように術前から「PSTRエクササイズ」による運動療法(自宅でできるリハビリ)を行なっています。
■下肢静脈血栓症・肺塞栓の予防対策
下肢の手術では下肢静脈血栓症や肺梗塞(エコノミー症候群)を起こす可能性があります。高齢者では、この危険性が高くなります。当科では、国内トップレベルの実績を持つ当院ハートセンターと連携して常時24時間体制で対応しています。
術後の深部静脈血栓症・肺塞栓に対する対策
■セカンドオピニオン
手術の話しを聞かされると“ほんとうに手術しなければ治らないのだろうか?”と誰しも不安になります。そんなときは他の専門医のお話を聞いてみることをお勧めします。最終的に手術をうける医療機関は、セカンドオピニオンを受けた病院・元の当科のどちらでもかまいません。
“変形性股関節症:より快適に、QOL向上を目指して”
■股関節・膝関節の新しい運動療法(自宅でできるリハビリ)
過去20年あまりにわたり変形性股関節症・臼蓋形成不全に対しては股関節外転訓練(股関節を支点にして下肢を上下する運動)、変形性膝関節症に対しては大腿四頭筋訓練を行なってきました。しかし、痛みを強く訴える手術適応例や手術予備軍と思われる例に対しては股関節外転訓練や大腿四頭筋訓練のみでは手術の回避はできませんでした。当科では、平成19年10月より「ひざ痛、股関節痛は自分で治せる、マキノ出版」( 著者大谷内 輝夫)の一部を参考にして腰椎・下肢全体を総合的に治療する運動療法を行なってきました(自宅でできるリハビリです)。この結果、変形性膝・股関節症や臼蓋形成不全において多くの手術の回避・延期例を経験しました。変形性膝・股関節症や臼蓋形成不全は、直接生命に関係ない疾患です。その上、荷重関節である膝・股関節の手術では入院・社会復帰に長期間を要し社会的損失も大きくなります。当科では、変形性膝・股関節症や臼蓋形成不全の患者さんの社会的損失を最小限にするためにこの新しい運動療法により生涯プランに合わせた手術のタイミング作りに努力しています。
治療は自宅リハビリが中心で通院は月1~2回程度です。
新しい運動療法(自宅でできるリハビリ)の実際!
股関節症(自宅でできるリハビリ)(08.6.29付)
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/doctor/feature/post_603.shtml

ひざ関節症(自宅でできるリハビリ)(08.6.30付)
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/doctor/feature/post_605.shtml

整形外科健康教室のお知らせ(参加費:無料)

第26回 整形外科健康教室(クリックしてください。)
手術と言われた股関節痛を自分で治せるリハビリ ─股関節痛に伴う腰痛も改善させます─
日時:平成29年3月25日(土)
午後14:00〜16:30まで(13:00に受付開始) 13:30よりビデオ上映
会場:福岡和白病院2階会議室
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